手練と選択の差 ※追記
2018年1月11日 Magic: The Gathering今期、隆盛コンボを回していて微かな違和感というか、何となく重苦しい感触が僅かに付きまとっていた。
勝率としてはむしろ前期より少し良いくらいなんだ。5-0の回数も増えたし。でもなぜか「勝ちきれない」という感触ばかりが残る。RPTQでの失速もそうだし。
特に、4-1チャンスを逃して3-2止まり、というパターンについてのそれが顕著で、前期は結構体力的な部分から来るプレイ精度の低下によるものが多かったんだけど、今期のそれはデッキの性能としてそうなっている感触だった。この差はなんなのか、という。
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まあ、リストの大きく変わった部分がそこしかないんだから、そりゃそのせいだろうという話なんだけど、「手練と選択の純粋なドロースペルとしての性能差」を正しく評価できていなかったということだと思うんだよね。俺だけじゃない、きっと全国の隆盛コンボ使いがこの差を無視して差し支えないものと思ったんじゃないかな。
もちろん振れ幅の大きいデッキだから、なかなかこの差ははっきり現われてこないんだよね。ブン回ったら同じことだし、ダメなときはダメだから。でも今期40リーグ以上回した結果、ボディブローのようにその性能差によるダメージが蓄積している感触がある。
端的に言って、上振れ時により強くなったがデッキパワーの平均ラインが少し下がったと思う。ブン回りもしなければ何も引かないわけじゃない展開の時の回り方が、重苦しさの正体だ。
それと、今期は青系コントロールにいつになくコロコロ負けてるんだけどそれは絶対これのせい。対青系コントロールはそういうゲームになる。ドロースペルの弱さ故、デッキが呼吸についてこないんだ。
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※一応、具体的にその性能差について整理しておく。
差が出るのはトップが必要なカードだったとき。手練ならボトムに送っていたはずの二枚目が必要なカードなのか不要なカードなのか。必要なカードであるならオプトのほうが良いのだが、基本的には不要なカードである確率の方が高い。
ライブラリーの残りカードのうち半分以上が今引きたいカードであるなんてことはこのデッキではまず無い。土地にしてもキャントリにしても1/3前後なのだから。
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とは言えインスタントであることの強みも十分にあるのは事実。だから、手練に戻しましょうということにはならない。ただ、オプト3手練2、あるいはオプト2手練3という形の調整はしてみる価値があるだろう。
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そういえば、最近にわかに著名人に取り上げられてるんだよね、隆盛コンボ。
https://twitter.com/JeffHoogland/status/950590427090116608
https://twitter.com/yuyan_mtg/status/950910419886997504
JeffHooglandのリストなんかはこれ、原型は俺のだよね?ゆーやんさんのはバーパラ抜けて最早別物だけど。何だか嬉しいよね。
まあ冷静にメタ見て、ヴァラクートトロンエルトロポンザ親和グリ影ストームに有利ならPTワンチャンあるんじゃない?とは思う。プロが使えば沈黙の威力も倍増しそうだし。
でこれ見るとやっぱりオプトじゃなくて手練なんだよね。そりゃそうかと。インスタントであることに強く魅力を感じるのは隆盛コンボを長く回してこそ出てくる感覚なのかも。
あと収まらぬ思い2有毒2というチューニングはちょっと感動。その手があったか。収まらぬ思いと有毒がそもそも相性良いし、どちらも強いカードだけど2枚入れるのはなあ、という躊躇いがあったけど互いをフォローして2枚投入が無理なく実現しているように見える。紺碧抜いたスロットに有毒が入るのはマナ加速の役割を一応カバーしているし、色々と理に適ってる。
ただなあ、俺紺碧好きなんだよな。あの線の細さが。まあ競技者指向で調整していくと「強い」デッキになっていくのだろうから、それは俺の趣味とは逆向きに行くのだろうけど。そう、俺は俺のデッキを分厚いナタじゃなくて紙のように薄いカミソリにしたいんだよね。
勝率としてはむしろ前期より少し良いくらいなんだ。5-0の回数も増えたし。でもなぜか「勝ちきれない」という感触ばかりが残る。RPTQでの失速もそうだし。
特に、4-1チャンスを逃して3-2止まり、というパターンについてのそれが顕著で、前期は結構体力的な部分から来るプレイ精度の低下によるものが多かったんだけど、今期のそれはデッキの性能としてそうなっている感触だった。この差はなんなのか、という。
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まあ、リストの大きく変わった部分がそこしかないんだから、そりゃそのせいだろうという話なんだけど、「手練と選択の純粋なドロースペルとしての性能差」を正しく評価できていなかったということだと思うんだよね。俺だけじゃない、きっと全国の隆盛コンボ使いがこの差を無視して差し支えないものと思ったんじゃないかな。
もちろん振れ幅の大きいデッキだから、なかなかこの差ははっきり現われてこないんだよね。ブン回ったら同じことだし、ダメなときはダメだから。でも今期40リーグ以上回した結果、ボディブローのようにその性能差によるダメージが蓄積している感触がある。
端的に言って、上振れ時により強くなったがデッキパワーの平均ラインが少し下がったと思う。ブン回りもしなければ何も引かないわけじゃない展開の時の回り方が、重苦しさの正体だ。
それと、今期は青系コントロールにいつになくコロコロ負けてるんだけどそれは絶対これのせい。対青系コントロールはそういうゲームになる。ドロースペルの弱さ故、デッキが呼吸についてこないんだ。
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※一応、具体的にその性能差について整理しておく。
差が出るのはトップが必要なカードだったとき。手練ならボトムに送っていたはずの二枚目が必要なカードなのか不要なカードなのか。必要なカードであるならオプトのほうが良いのだが、基本的には不要なカードである確率の方が高い。
ライブラリーの残りカードのうち半分以上が今引きたいカードであるなんてことはこのデッキではまず無い。土地にしてもキャントリにしても1/3前後なのだから。
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とは言えインスタントであることの強みも十分にあるのは事実。だから、手練に戻しましょうということにはならない。ただ、オプト3手練2、あるいはオプト2手練3という形の調整はしてみる価値があるだろう。
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そういえば、最近にわかに著名人に取り上げられてるんだよね、隆盛コンボ。
https://twitter.com/JeffHoogland/status/950590427090116608
https://twitter.com/yuyan_mtg/status/950910419886997504
JeffHooglandのリストなんかはこれ、原型は俺のだよね?ゆーやんさんのはバーパラ抜けて最早別物だけど。何だか嬉しいよね。
まあ冷静にメタ見て、ヴァラクートトロンエルトロポンザ親和グリ影ストームに有利ならPTワンチャンあるんじゃない?とは思う。プロが使えば沈黙の威力も倍増しそうだし。
でこれ見るとやっぱりオプトじゃなくて手練なんだよね。そりゃそうかと。インスタントであることに強く魅力を感じるのは隆盛コンボを長く回してこそ出てくる感覚なのかも。
あと収まらぬ思い2有毒2というチューニングはちょっと感動。その手があったか。収まらぬ思いと有毒がそもそも相性良いし、どちらも強いカードだけど2枚入れるのはなあ、という躊躇いがあったけど互いをフォローして2枚投入が無理なく実現しているように見える。紺碧抜いたスロットに有毒が入るのはマナ加速の役割を一応カバーしているし、色々と理に適ってる。
ただなあ、俺紺碧好きなんだよな。あの線の細さが。まあ競技者指向で調整していくと「強い」デッキになっていくのだろうから、それは俺の趣味とは逆向きに行くのだろうけど。そう、俺は俺のデッキを分厚いナタじゃなくて紙のように薄いカミソリにしたいんだよね。
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